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今、母の介護に行く為の新幹線の車中でこの文章を書いています。
昨年の10月から今年の1月にかけて毎週火曜日に津田塾の公開講座に行きました。私の自宅周辺には、大学がかなりあります。国立音楽大学、一ツ橋大学、武蔵野美術大学そして津田塾大学と散歩するにはちょうどよい距離に点在しています。
それぞれの大学のホームページから面白そうな内容の公開講座がないかを探した結果、津田塾の公開講座に決めました。
決めた理由は、女子大学とはどんな佇まいなのかを垣間見たかった事が選択の1番目
2番目は、公開講座のテーマが「女性学」とのことで以前、市の男女共生社会の審議会に参加したことや会社で人事制度や厚生制度の制度設計をしてきたこともあり興味を持ちました。
公開講座は、通常の授業に女子学生と一緒に参加する聴講生扱いの講座です。若い女性の中で男性は私1人です。私は、何の違和感もありませんが、周りの人はどう見ていたことか?
朝日新聞の記者(編集委員)が、女子学生に対して自分の体験を交えながら、女性が働き続ける上での課題や家事労働や介護労働いわゆるアンペイドワーク等について講義をします。
武蔵野の緑の中のレトロなカレッジというのに相応しい大学、まじめそうな学生が校舎を行き来しています。
夕方に講義が始まり、終わるころには夕闇が校舎を包みます。
クリスマスの時期には緑の芝生にイルミネーションが瞬き、少しロマンチックな雰囲気をかもし出し「女子大だな!」との思いになりました。
女性が働き続ける場合の困難さがどこから来るのか、日本の社会制度や労働観、その歴史的背景、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの国々による相違、女性の問題イコール男性問題 そして今の派遣問題等、新聞の記事を資料にしながらの十数回の講義でした。「社会に出て働くことに不安を感じる」との感想が出るほど女性が、働き続けることの困難な理由が、今の政治や社会制度そして1人1人の意識にあるとの感を持ちました。又、長時間労働を是とする日本の労働感の異質性について考えさせられました。また、シンガポールを例にした日本を含むアジアの国々の介護労働の対応の問題点、今、盛んに言われているワークシェアのあり方や各国の取組みなどを聞きながら、自分の会社時代の経験と照らし合わせ深く考える時間となりました。
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